オーロラを見るには、暗い夜、澄んだ空が必要です。オーロラは北米、ヨーロッパで見ることができますが、実際見ることができるのは非常に稀です。 1958年、オーロラはメキシコシティから見られると報告されいますがこれは非常に稀な出来事です。平均的なオーロラベルトの活動は地球北部で起こっていますので、ホワイトホース、ユーコン、イエローナイフ、NWT、ギラム、マニトバ、グリーンランドの南端、レイキャビク、アイスランド、ノルウェーのTromsø、シベリアの北岸はすべてオーロラを見るのに適しています。オーロラを見るのに最適な時間は真夜中頃です。地球上で日中オーロラが見える場所はほとんどありません。オーロラを見るためには空と暗闇が必要不可欠なので、天候と日の出と日の入り時間によって最適な時間は日に日に変化します。満月は非常に明るいため、オーロラが肉眼で見えにくくなります。
時間帯に関しては暗ければいつでも見える可能性はありますが、確率的に真夜中から3時、4時頃が最もオーロラが見えやすい時間帯です。
FAQ
どこがオーロラがいちばん見やすいですか? また何時ごろが一番見やすい時間帯ですか?
オーロラが舞う、とはどういうことですか?またどのように起こりますか?
この質問にお答えするには太陽風だけではなく約11年で変動する太陽活動周期についてお答えいなければいけません。太陽の原因には大きく分けて太陽風フレア(コロナ質量放出)とコロナホール(コロナの穴)がありますが、前者は太陽の低緯度で活発で、後者は高緯度に発生します。それぞれが約11年の周期で、活動度が高まったり低くなったりしており、それぞれがオーロラの原因になっています。フレアは太陽面の爆発現象で、黒点は、周囲に比べて温度が低く、磁場が強い場所です。
11年ごとにオーロラ当たり年と言われているのはこのためです。しかし太陽は毎日活動が行われていますので太陽風が地球に届けばこの11年以外にももちろんオーロラを見ることは可能です。
オーロラは寒くないと見えないのですか?
寒さはオーロラには関係ありません。オーロラは年中現れますが夏の間は日が沈まないため見ることができません。8月中旬からは日が短くなっていき暗くなりますのでオーロラをみることができます。8、9月に半袖でオーロラを見るのはいかがでしょうか!




